茨城から手頃に楽しめるおすすめの6つのスキーツアー

スキー場7

茨城には人工スキー場はありますが、残念ですが天然雪のスキー場は今のところありません。しかし、スキーやスノーボードを楽しんでいる人もたくさんいます。県外には多くのスキー場が当然あり、関東発のスキーツアーはもちろん、水戸発のスキーツアーも実は結構あります。

そこで、茨城から比較的手頃に楽しめる、6つのスキーツアーを集めてみました。

茨城からスキーツアーを利用する場合は2つの方法がある

スキー場を紹介する前に、茨城からスキーツアーを利用する場合の方法を知っておきましょう。方法は2つあり、1つが茨城から直接各地のスキー場に行けるスキーツアーを利用することです。ただし、その数はあまり多くはありません。

また、発着も水戸が多いため、その他の地域の場合は水戸までの交通も考えておかないといけません。もう1つの方法が、関東発のスキーツアーを利用することです。関東発のスキーツアーは数こそ非常に多いですが、ほとんどが東京発になります。

福島方面などは茨城からツアーバスが立ち寄ることもあるので移動が楽ですが、長野や新潟方面などの場合は東京まで出向く必要も生じるため移動ルートの確認が必要です。特に、早朝出発のスキーツアーだと交通手段が限られているので、ツアー出発時間にも気をつけておきましょう。

日帰りで楽しめるグランデコスノーリゾート

茨城から日帰りのスキーやスノーボードを考えているなら、やはり隣の福島県へのスキー場を利用するツアーがおすすめです。時間的にも無理がないですし、朝遅く出るツアースケジュールでも昼頃には到着するので、日暮れまで十分に滑りを堪能できます。

そのおすすめの1つとして挙げるのが、グランデコスノーリゾートです。このスキー場は面積の約85%が緩中斜面のため、初心者でも安心して滑ることができます。

キッズゲレンデもあるため親子連れでも心配はいりません。

また、4,500メートル級のロングコースも存在しているので、磐梯山の絶景を楽しみつつロングランも行えます。ゲレンデ設備も充実しているので、コース間の移動や食事、休憩まで不便をしないのもおすすめ出来る理由です。

アクティビティも充実しているリステルスキーファンタジア

同じく福島県にあるリステルスキーファンタジアのスキーツアーもおすすめです。このスキー場は、ホテルリステル猪苗代が運営しています。プライベートスキー場としての性格が強く、ホテルの宿泊客の利用が多いのが特徴です。

コース数こそ6本と少ないですが、初心者から上級者まで楽しめるようにコースはバラエティに富んでいます。ちなみに、最長滑走コースは1,500メートルです。また、国際スキー連盟公認のモーグルコースがあるなど、規模のわりには国際的にも有名なスキー場です。

茨木からだと日帰りでも楽しめますが、スキー場の目の前にホテルがあるため宿泊プラン付きのスキーツアーが便利です。さらに、ホテルが用意しているアクティビティも多く、植物園などが周辺にはあります。猪苗代温泉もすぐ近隣にあるため、スキーを存分に満喫した後に疲れを癒やすこともできます。

ゲレ食も人気のスノーパーク尾瀬戸倉

スノーパーク尾瀬戸倉は群馬県の利根郡片品村に位置するスキー場です。このスキー場もスノーボードの全面滑走ができるので、スノーボーダーにも人気です。そして、水戸からの直行スキーバスだと3時間程度で到着する近さもおすすめの理由の1つです。

コースは9本ですが、中上級者向けのコースも複数あります。特に、ハーフパイプはスノーボーダー上級者でも楽しめるほどの手応えのある難易度です。このスキー場の名物の1つがゲレンデで食べることができる食事、いわゆるゲレ食です。

ゲレンデレストランの数が多く、カフェから石焼専門のランチを出すレストラン、カレーショップまで様々なお店がシーズン中は開いています。パフェなどの甘いものから、がっつりとしたお肉系の食事まで舌鼓を打てます。

ビギナーでも楽しめる水上宝台樹スキー場

ツアーバス17

水上宝台樹スキー場は、群馬県利根郡みなかみ町にあります。ここも茨城から無理なく行ける距離のスキー場です。このスキー場のスキーツアーの本数も多いので、各ツアー会社のプランを比べやすいのも良い点です。また、ゲレンデはパウダースノーの16に及ぶコースがあり、初心者向けはタンポポコースやファミリーコースが、上級者向けは成平コースなどが用意されています。

雪質が良くてコースも広くて滑りやすいので、ビギナーであっても安心して滑れます。周辺には裏見の滝や宝川温泉などの大自然も豊富なため、時間があればそれらに立ち寄るのもおすすめの楽しみ方です。

スノーボーダーにもおすすめの斑尾高原スキー場

斑尾高原スキー場は長野県飯山市と新潟県妙高市にまたがる斑尾高原に位置するスキー場です。北信五岳が周辺に広がる大パノラマの中に、24の起伏に富んだコースが用意されています。サラサラのパウダースノーが特徴の1つで、雪質が良いためスキーとスノーボードの何れも堪能できます。

特に、スノーボードは全面で滑走ができるため、肩身の狭い思いをすることもありません。また、ナイター営業も実施しているので、一日中滑りたい人にも向いています。茨城発では長野まで高速道路を使う場合でも5時間ほど掛かります。

そのため、スキーツアーバスだと直行でも夜行便が多くなります。つまり、茨城を夜に出て、翌朝に斑尾高原スキー場に到着する訳です。比較的移動に時間が掛かるので、スキーツアーは一泊二日や二泊三日のようなスケジュールに余裕があるプランを選ぶのがおすすめです。

宿泊付きならば丸一日以上スキーを楽しめる日がありますし、移動の疲れも取れます。

一人参加しやすいスキーツアーを選ぼう

白馬三山の雄大な景色が魅力の白馬岩岳スノーフィールド

白馬岩岳スノーフィールドは、長野県北安曇郡白馬村にあります。コース数が26と多く、キッズ向けやビギナー向けのコースからプロスキーヤーが練習に使うコースまで自分の腕前に合わせたコースが選べます。また、ボードパークアイテムも充実しているので、スノーボーダーにも好評のスキー場です。

さらに、白馬三山の絶景も魅力の1つで、北アルプスの中でも白眉と言われる大雪渓は多くのスキーヤーを魅了しています。茨城からだと移動に時間が掛かるため、ここも宿泊プランのスキーツアーが無理なく滑りを楽しめます。

二泊三日のツアーの他、旅費を節約したいなら往復で車中泊となる一泊三日のツアーも良いでしょう。また、白馬周辺にはスキー場が多いこともあって、宿泊施設も豊富にあります。スキーツアーの中には宿泊ホテルを選べるプランもあるので、予算と相談してホテルを変更するのもおすすめです。